CNN EEのススメ

 皆さんこんにちは!突然ですが、皆さんはリスニングはどんな教材を使って学習しているでしょうか?リスニングを学習していく中で大事なのは、正確なスクリプトがついている音声で勉強することです。そこで、今回は私が長年愛用しているCNN ENGLISH EXPRESSの紹介をしたいと思います。

 

1. CNN ENGLISH EXPRESS(CNN EE)とは?

 CNN ENGLISH EXPRESSはASAHI PRESSが発行している月刊雑誌です。紙媒体のものも電子書籍版も両方あります。

 

2. 特徴

①CNNで実際に流れたナチュラル音声

 一般的なリスニング教材はナレーターが吹き込んだ音声を利用していることが多いのですが、CNN EEではCNNのアンカー達の実際の音声を利用しているため、ネイティブの英語に慣れるのに最適です。また普段からネイティブのスピードに慣れていると、英検やTOEIC、大学受験などで流れる音声がゆっくりに聞こえるので、資格試験などの対策にも有効です。

 

②便利な専用アプリ

 リスニング音声を日常的に聞くためにCDをスマートフォンにダウンロードしている人も多いと思いますが、そのためにはパソコンを経由する必要があるので、面倒臭いですよね。しかし、CNN  EEにはListening Trainerという専用アプリがあり、そのアプリ内のQRコードリーダーを使って、雑誌内に印刷されたQRコードを読み取るだけでいいので、手間がかかりません。 

 さらに、このアプリには0.5〜2.0倍速まで0.1倍速刻みで速度調整できる機能がついています。聞き取りづらい時は速度を落とせるし、すでに完璧に内容を理解したものは速度を上げて聞くこともできます。完璧に内容を理解した文章を速度を上げて聞き直すことは、リスニング力向上に大いに役立ちますので、ぜひこの速度調整機能を活用してみてください!

 

③知識・教養が身につく

 CNNのニュース音声がそのまま掲載されているので、それを聞くだけで勉強になります。資格試験のライティングセクションやスピーキングセクションでそのまま使える知識が身につきます。

 

④特集がおもしろい

 毎月何らかの特集が組まれていて、それがとても面白いです。ハリウッドスターのアカデミー賞でのスピーチや、会議で使えるビジネス英語フレーズなど、毎月凝った特集が組まれています。

 

3. まとめ

 いかがだったでしょうか?最初はネイティブの早くて聞き取りづらい英語に苦労すると思います。ですが、早いうちからネイティブの英語に慣れておくことが必ず将来活きてきます。

あなたの英語学習にCNN ENGLISH EXPRESSを取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

コロナ禍で知っておくべき英語表現1

  コロナウイルスの世界的大流行で外出自粛が求められ、家にいる時間が増えたことで、普段以上に英語学習に精を出している方も多いと思います。そこで、今回は私が海外のニュースで見つけたコロナに関する表現を紹介していきたいと思います。

 

1. ○○ restrictions

 制限を緩和する→ ease restrictions

                              relax restrictions

                              loosen restrictions

 

 制限を撤廃する→lift restrictions

 

これらをフレーズ単位で覚えて、コロナについての話を正しいフレーズを使って話せるようになりましょう!

                               

                              

英英辞典のススメ

 突然ですが皆さん、英文を読んでいたり英語を聞いていたりしてわからない単語が出てきたとき、何を使って調べているでしょうか?多くの皆さんが英和辞典を使用して意味を調べているのではないでしょうか?もちろん英和辞典を使う利点もありますが、中学英語を理解できるレベルの人であるならば、断然英英辞典をオススメします!その理由やオススメの英英辞典などについて紹介していきます。

 

1. なぜ英英辞典をすすめるのか?

 一つ例を出してみましょう。皆さんはglowという単語を知っているでしょうか?これをジーニアス英和辞典第5版を使って調べてみるといちばん上に「白熱して輝く」と出てきます。この意味に従って考えると白熱電球が発するような光の場合にはこのglowという単語を使うことはできますが、他の色、例えば青、赤、黄色などの光の場合はglowという単語は使えないということになります。ですが、実際はこのglowという単語は白色以外の色の光に対しても使うことができます。このように実際の英語のニュアンスと日本語訳がずれてきてしまうことがあるのです。 

 また、英語を話せるようになるという観点から考えると、いつまでも頭の中で英語を日本語に訳しているわけにもいきません。英語を英語で考えることが必要になってきます。英英辞典を使うことはその訓練にもなります。

 

2. オススメの英英辞典

 私がおすすめするのは、『ロングマン現代英英辞典』です。

 この辞書は多くの高校生モデルの電子辞書にも内蔵されているため、名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。私がこの辞書を皆さんにオススメするのには二つ理由があります。

 ①意味の説明が簡潔で、わかりやすい

ロングマン現代英英辞典では、全ての収録語彙がロングマン定義用語彙2000という2000語の基本語彙で説明されています。そのため、辞書を利用するときに必要とされる語彙レベルがそこまで高くありません。

 ②語彙の使用場面の説明がある

この辞書を使用していると、意味の説明の前にinformal, formal, technicalなどとイタリック体で書かれている表示があることに気づくと思います。informalは友達や知り合いとの会話などカジュアルな場面で使用されることが多い単語、formalはスピーチや会社の上司との会話などフォーマルな場面で使用されることが多い単語、technicalはある業界や学問領域で使われる専門用語であることを示しています。この表示があることによって、正しい場面で正しい単語を使うことができるようになります。

 

 では、実際に『ロングマン現代英英辞典』でglowという単語を調べてみましょう。

  glow= to produce or reflect a soft steady light

つまり、glowという単語が指し示している光は、ピカピカした光ではなく、優しく光り続けている光だということです。

 Google画像検索で調べてみても、このようなネオンサインが出てくるため、英和辞典よりも英英辞典の方がより的確に意味を表していることがわかります。

 

3. まとめ

 今回は、英英辞典を皆さんにお勧めしました。私も高校一年生まではずっと英和辞典しか使ってきませんでした。ですが、高校二年生になってから英英辞典を使うようになり、各単語の核となるようなイメージをつかむことができるようになりました。みなさんもこれからは、わからない単語が出てきたらまず英英辞典で調べてみて、それでもわからなかったら英和辞典を使うという方式をとってみてはいかがでしょうか?

 

 

リスニング〜初心者向け〜

 英語を勉強している中高生の中には、リーディング、ライティングは得意でもリスニングはほとんどできないという方がたくさんいると思います。本記事では、なぜリスニングができないのか、そしてどうしたらできるようになるかについて紹介していきます。

 

1. なぜリスニングができないのか?

 リスニングができない理由は大きく分けて2つあります。

①そもそもの語彙力、読解能力が足らない

 例えば " I love you. " という文を見て「私はあなたが大好き」という意味を即座に取ることは問題ないはずです。しかし " I hate him because his words are always offensive. " という文を見て「彼の言葉はいつも攻撃的だから、私は彼のことが嫌い」という意味を即座に取ることができたでしょうか?

 読んですぐに意味が取れないものを聞いても意味が取れるはずがありません。リスニングはリーディングの延長にあるものなのです。

 

②英語の音に慣れていない

 リーディングだと意味がわかるのに、リスニングになると単語しか聞こえず意味が掴めないという人は、英語の音に慣れていないのが原因です。" I liike you" というフレーズを「アイライクユー」という発音で読むと思っている人はリスニングができるようにはなりません。英語独特の発音やアクセントを学んでいく必要があります。

 

2. 原因別の対策方法

①そもそもの語彙力、読解能力が足らない

 この場合には、語彙力、読解力の底上げを図る必要があります。単語であれば、何かひとつ単語帳を買ってそれを進める、文法であれば自分の持っている文法書を進めるなどして語彙力、読解力のレベルアップを図りましょう。ある程度基礎が身についたら、長文を読み始めましょう。長文問題集でも、自分の興味のある英語のニュース記事でもいいでしょう。その際気をつけなければいけないのが、常に音声を意識した学習を行うということです。単語帳なら、付属のCD音声をスマホにダウンロードして聞いたり、各単語の音声を電子辞書やネット検索で調べて聞いて真似してみるのがいいでしょう。長文を読む際も読み終わった後にその長文の音声があればそれを聞くのもいいですし、自分で音読してみるのもいいでしょう。大事なのは、常にリーディングとリスニングはリンクしているんだという意識を持って学習することです。

 

②英語の音に慣れていない

 この場合には、とにもかくにも英語の音声に慣れていくことが必要です。そのためにまず基本にしてほしいのは、学校で学習した文章の音声を何回も聞いて、何回もその音声を真似して音読することです。ただ、これをするのはその文章の全ての単語、文構造を完璧に理解したあとです。完璧に理解した文章を何度も繰り返し聞き、発音することがリスニング力向上につながります。なので、まずは文章を完璧に頭に染み込ませてください。その後にCDを繰り返し聞き、それを自分でも真似してください。抑揚やリズムなど細かいところまで真似ることが重要です。これを繰り返すことで、自然と英語の話し方が身につきます。

 

3. まとめ

 今回は、初級者向けのリスニング対策法について紹介しました。もちろんこれだけで全ての英語が聞き取れるようになるわけではありませんが、今回紹介した2つの原因

 ①そもそもの語彙力、読解力が足りない

 ②英語の音に慣れていない 

に焦点を当てて対策をすることがリスニング上達の近道ですので、ぜひあなたの英語学習に取り入れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログについて

こんにちは!私は都内の大学に通う大学生で、中学生から本格的に英語の勉強を始めました。

このブログでは、私のこれまでの英語学習で得た効率の良い英語勉強法や、面白い英語表現などを紹介していきたいと思います。

英語の資格試験関連では、TOEFLiBT99点、英検準一級を取得しております。

自分自身もまだまだ英語を使いこなせているわけではありませんが、これまでの英語学習で得てきたものをみなさんに少しでも還元できれば幸いです!